件名:◆節税対策メルマガVol.124◆お金を投資する節税とは？
日付:2020/01/20
差出人:石井税理士事務所
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『「あらゆる節税対策を紹介する」メルマガ』Vol.124
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本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて今回から「会社にお金を残す節税」をテーマにしたメルマガ
を再開したいと思います。
これまで会社にお金を残すために節税を【９つの節税グループ】に区分し
「お金が不要な節税」を優先して始めましょう、という話しをしてきました。
９つの節税グループとは以下の９つです。
（1）お金が不要な節税
（2）お金が必要な節税
（3）税金そのものを減少させる節税
（4）税金を先送りにする節税
（5）お金を投資する節税（リターンあり）
（6）お金を投資する節税（リターンなし）
（7）お金を消費する節税
（8）当期しか使えない節税
（9）毎期使える節税
「お金が不要な節税」については何回かに分けて、いろいろとお話しをしました。
そこで今回からは「お金が必要な節税」について考えてみます。
「お金が必要な節税」については「お金が不要な節税」より
慎重に考えなければいけません。
たとえ節税になったとしも、無駄なお金の使い方をしては
あまり意味はありません。
お金を有意義に使う節税をしていきましょう。
では有意義なお金の使い方とは何でしょうか？
それは何かにお金を「投資」する節税です。
【９つの節税グループ】であてはまるのは下記の２つ。
（5）お金を投資する節税（リターンあり）
（6）お金を投資する節税（リターンなし）
この２つの節税について見ていきます。
さて「投資」というと、あまりイメージが良くない印象を持つ方も
多いことと思います。
株、FX、不動産、仮想通貨などの投資商品は
大きな利益（リターン）を生む可能性がありますが、
大きな損失（リスク）を被ることもあります。
そこで節税については、投資金額が確実に回収できる節税を
「リターンあり」と呼び、節税が将来利益を生む可能性があるけれど、
損失を被る可能性もあるものを「リターンなし」と呼ぶことにします。
まず「確実に回収できる」節税と「将来利益を生む」節税をバランス
よく実践するのがよいのではないでしょうか。
ではもう少し具体的に見ていきましょう。
投資対象を３つの視点「ヒト・モノ・カネ」から検討するのです。
「ヒト」は人材投資ですので非常に重要な投資です。
ですから積極的にお金を使うべきです。
一方で役不足な人材しか集まらないようなリスクもあります。
なので「ヒト」は「リターンなし」の投資節税と割り切って考えます。
「モノ」は機械、自動車などの設備投資です。
設備投資も人材と同様に必ずしも利益に貢献するとは限りませんが、
設備投資によって作業効率があがり、収益性がアップする可能性があります。
一方で設備投資したものの思うような効果がでないリスクもあります。
なので「モノ」も「リターンなし」の投資節税と考えて実行します。
最後に「カネ」ですが「カネ」と言ってもお金をお金に投資するわけでは
ありません。
例えば生命保険など、解約すれば確実に一定のお金が回収できるものに
投資をします。
なので「カネ」に対する投資は「リターンあり」の投資節税になります。
この「ヒト・モノ・カネ」の３つの視点で節税を検討すると良いでしょう。
いかがでしょうか？
次回からは「ヒト」に投資する節税について具体的に見ていきます。
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