件名:◆節税対策メルマガVol.111◆節税の5W1Hとは? 日付:2018/12/17 差出人:石井税理士事務所
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
『「あらゆる節税対策を紹介する」メルマガ』Vol.111
(毎月第3月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)配信)
発行:石井税理士事務所 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆顧問契約、単発のご相談(相続対策など)のお問合せは 047−302−8011(平日9:00〜18:00) ◆ホームページにて税務・経営最新情報を随時更新しています。
1. やさしい税務会計ニュース 2. お仕事カレンダー 3. 会話形式で楽しく学ぶ税務基礎講座 4. 旬の特集 5. WORD、EXCELでそのまま 使える経理総務書式集
https://ishiizeirisi.com/
************************************************************
今年最後のメルマガ配信となります。
1年間ご愛読いただき本当にありがとうございました。
月に1回のメルマガですが、2013年に開始して以来、
約6年間節税についての情報を発信し続けています。
2019年も引き続きよろしくお願いします。
さて今回も「会社にお金を残す節税」についてのお話しです。
前回は「目的意識をもった節税の取り組み」について触れました。
今回は節税を実行する前に考えるべきことについてお話しします。
私は節税について話すときによく言うのが
「『木を見て森を見ず』の節税は失敗します。」ということです。
節税することだけに目がいってしまい、無理な節税を行ったために
キャッシュフローがきつくなったり、数年後にかえって高い税金を
払うことになることがあります。
「その場その場の出たとこ勝負」みたいな感じですね。
目先の節税にとらわれる過ぎて先走りしてはいけません。。
計画的に考えて節税を行うことです。
計画的に節税を行うためには「5W1H」を考えて節税を行います。
5W1Hとはご存知のように
・いつ(When)
・どこで(Where)
・だれが(Who)
・なにを(What)
・なぜ(Why)
・どのように(How)
という6つの要素をまとめた情報伝達のポイントのことです。
5W1Hに沿って整理し、5W1Hにあたる内容を相手に伝えるようにすると
情報をわかりやすくもれなく伝達することができると言われています。
ビジネスの場面では報告書・メールの作成時や
口頭で状況を説明する際に応用されます。
節税にもこの「5W1H」をあてはめて検討していきます。
では節税の5W1Hを具体的に見てみます。
○When「いつ」節税を行うのか?
当期に行ったほうが良いのか、来期に行ったほうが良いのか、
早い段階で行ったほうが良いのか、期末まで様子をみて行ったほうが良いのか
を検討します。
○Where「どこで」節税を行うのか?
子会社や関連会社を複数持っていた場合、
どの会社で節税を行ったほうが良いのか検討します。
○Who「誰」が節税するのか?
基本的には会社が節税するのですが、経営者をはじめとする役員の方の節税や
従業員の方のために行う節税もあります。
○What「なにを」節税するのか?
法人税なのか、消費税なのか、はたまた個人の所得税や住民税まで
視野にいれた節税なのか検討していきます。
○Why「なぜ」節税するのか?
この答えは明白です。 単に税金を払いたくないから節税するのではありません。
会社の財務体質を強くして、会社を守るために節税することを
しっかりと心に刻んでおきましょう。
○How「どのように」節税を行うのか?
具体的な節税方法です。
節税というと、このHowだけがクローズアップされますが、
そうではありません。順番をみてもわかるように
「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)」
節税するのかを固めてから「どのように(How)」節税するか判断していきます。
むやみに節税を行っても、その効果は半減しますし、
全くもって意味のない節税に終わることもあります。
節税は計画的に行わなければ会社を強くする節税にならないのです。
いかがでしょうか?
節税はとかく方法論に目が行き過ぎて、節税を実行することによって
どのようなデメリット・リスクが生じ得るのか見過ごしてしまうことがあります。
なので税のプロである税理士に確認しながら実行することが望ましいのです。
今やるべきなのか?
どの程度やればよいのか?
想定される将来のリスクは?
このような疑問に対し、税制に熟知し、あなたの会社の経営状況を把握した
税理士こそ正解を導いてくれるはずです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「『あらゆる節税対策を紹介する』メルマガ」
(毎月第3月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)配信)
発行:石井税理士事務所 住所:千葉県市川市八幡2-11-13 電話:047-302-8011
メルマガの感想・お問い合わせはこちら ishii@ishiizeirisi.com
石井税理士事務所ホームページ (経営者向けサイト) https://ishiizeirisi.com/ (相続専門サイト) https://ishiizeirisi.p-kit.com/
メールアドレスの変更は次のURLをクリックしてください <メールアドレス変更URL(アドレス確認なし)>
バックナンバー閲覧は次のURLをクリックしてください <バックナンバー閲覧URL(アドレス確認なし)>
購読停止は次のURLをクリックしてください <購読停止URL(アドレス確認あり)>
メルマガシステム運営 JCity : http://www.jcity.co.jp/?ac=17S17S17S22066
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
|
|