件名:◆節税対策メルマガVol.110◆会社にお金を残す節税とは？
日付:2018/11/19
差出人:石井税理士事務所
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『「あらゆる節税対策を紹介する」メルマガ』Vol.110
（毎月第3月曜日（月曜日が祝日の場合は火曜日）配信）
発行：石井税理士事務所
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さて今回から「会社にお金を残す節税」をテーマにしたメルマガを配信します。
節税すれば税金は安くなりますが、
必ずしも会社のお金が残るわけではありません。
お金が残らない会社はいつか破綻して潰れてしまいます。
そうならないような節税の方法をお伝えしたいと思います。
1年前に某経理雑誌に「財務体質を強くするための会社の節税」という
内容で執筆したことがあります。
ここで私は「財務体質を強くする」ことは「会社に1円でも多くのお金を残す」
ことだと断言し、そのための節税手法を体系だてて解説しました。
しかし･･･残念ながら紙面の都合上、私の原稿はかなりカットされてしまい、
自分としてはかなり中途半端な内容になったと感じていました。
（原稿の３割くらいはカットされてしまったでしょうか。）
それでも結構な反響はあって講演依頼や掲載内容の問い合わせとかが
それなりにあって、節税についての意識は高いのかな、と感じた次第です。
実は私の事務所のクライアント様にはカットされていない原稿を配信して
いるのですが、本メルマガではこれらの内容を再整理したうえで
「会社にお金を残す節税」をテーマに伝えていきたいと思います。
「会社にお金を残す節税」を実践するうえで、まずお伝えしたいのが
目的意識をもって節税を行うということです。
単に「税金を払うのは嫌だ！」という思考ではダメ。
まあ誰でも無駄な税金は払いたくないと思いますが、
「税金イヤイヤ」感が強すぎると、節税でなく脱税に走ります。
思考が「税金イヤイヤ」なので税金をごまかすほうに流れやすいんですね。
売上隠し、架空経費計上、私用経費使いまくり、とか。
「節税なんてめんどう」とか「税理士に聞けばいいじゃん」とか言って、
自分で節税を勉強しようとしません。
そのほうがラクですから。
しかし、節税は何のためにするのでしょうか？
単に税金を払いたくないから節税するのではありません。
稼いだお金を1円でも多く残し、自分の会社の財務体質を強くして
会社をつぶさないように行うものだと思うのです。
つまり「会社を守る」という【目的意識】を持って節税することです。
目的意識をもって行う人は節税のやり方や考え方が違ってきます。
「どうすれば税金が安くなり、会社にどれくらい利益が計上され、
その結果どれくらい手元にお金残るのか」というように、
経営のことを考えながら節税を実践していくようになります。
当然このような経営者と単に「税金を払うのは嫌だ！」と言って
節税を実践する経営者では節税に対する意識が変わり、
おのずと結果も変わってきます。
まず「自分の会社を守る」という強い目的意識をもって
節税に取り組んで頂きたいと思うのです。
（お説教になってしまいましたので、今回はこのへんで。）
まず目的意識をもって節税を学んでいきましょう。
会社を守るのは経営者である自分自身しかいません。
人任せ、税理士任せの節税から脱却していきましょう。
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